パワーポイントでスライドショーを自動再生する方法を紹介

プレゼンテーションを行う際には、パワーポイントのスライドショーが良く使われます。

しかし、このスライドショーを自動再生する方法をご存知でしょうか?

パワーポイントのスライドショーは自分でクリックしたりボタンを押したりしてスライド送りをしなくてはいけませんが、無人でスライドショーを流すなど、自動再生ができれば便利な場面も少なくないはずです。

そこで今回は、パワーポイントのスライドショーを自動再生する方法を紹介していきます。

※本記事はスライドショーを自動再生する方法を紹介しています。スライドに貼り付けた動画を自動再生する方法はこちらをご確認ください。

▼パワーポイントで動画を自動再生する方法を紹介

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パワーポイントで自動再生の設定を行う

まずは自動再生の設定を行っていきましょう。

画面切り替えのタイミングを自動にする

普段、パワーポイントでスライドショーを流す時、自分でクリックをすることで次のスライドが出るように設定がされていると思います。

今回は、画面切り替えの設定を変えることで、スライドショーが自動再生されるようにしていきましょう。

画面切り替えのタイミングを1枚ずつ設定する

まずは自動再生させたいスライドを選択してください。

画面切り替えのタイミングを自動に変更する

スライドを選択した状態で、【画面切り替え】タブに移動してください。

【画面切り替え】タブに移動したら、【タイミング】の中にある【画面切り替えのタイミング】を確認します。

デフォルトでは【クリック時】にチェックが入っていますが、ここを【自動】に変更しましょう。

 

画面切り替えのタイミングの秒数を変更する

【自動】に変更した後は、スライドが表示されてから何秒後に自動でスライドが切り替わるかを設定していきます。

【自動】の右側に時間を入力する項目があるので、ここに秒数を入力してください。

例えば、上の画像のように5秒に設定しておくと、スライドショーでそのスライドが出てから5秒後には、自動で次のスライドが再生されます。

スライドごとに映す時間を変えたいという場合は、このやり方で1枚ずつ自動再生の設定をしていきましょう。

画面切り替えのタイミングをまとめて設定する

また、スライドごとに秒数を設定する必要がなく、パワーポイント内の全てのスライドで共通して自動再生のタイミングを設定したい場合の手順も紹介しておきます。

画面切り替えのタイミングをすべてのスライドに適用する

先ほどの手順で1枚のスライドに自動再生の設定を行った後、同じく【タイミング】の中にある、【すべてに適用】をクリックしてください。

すると、全てのスライドが同じ秒数で自動再生が行われます。

また、別のやり方として、スライドを選択する時に【Ctrl+A】ですべて選択してから【画面切り替え】タブで操作を行うことでも、全てのスライドに自動再生を設定することが可能です。

やりやすい方法でお試しください。

リハーサルのタイミングを自動再生に設定する

また、リハーサル機能を使うことによって、自分のプレゼンの流れに応じて自動再生がされるように切り替えることもできます。

リハーサルのタイミングを保存する

スライドショーのタブからリハーサルを選択する

リハーサルを使うためには、まず【スライドショー】タブに移動をして、【設定】の中にある【リハーサル】をクリックしてください。

 

スライドショーの左上にタイマーがある

すると、いつものスライドショーに移動するので、プレゼンをしながらスライド送りをしてみてください。

いつものスライドショーと違う点としては、左上にタイマーのようなボックスがあることです。

ここではプレゼン時間を計測している他に、次のスライドに移動したり、計測を一時停止したりすることができます。(通常通りの操作でも次のスライドには移動できるので、ほとんど使いません。)

 

リハーサルのタイミングを保存する

リハーサルが終了したら、Escキーを押してください。

するとスライドショーは終了するのですが、その時に上の画像のように、「今回のタイミングを保存しますか?」というメッセージが出てきます。

自動再生のタイミングを保存したい場合は【はい】を選択しましょう。

 

タイミングを使用するにチェックを入れる

先ほどの手順で保存をすると、パワーポイント内のスライドに自動再生のタイミングが設定されます。

【設定】の中の【タイミングを使用】にチェックを入れた状態でスライドショーを開始すると、リハーサルで保存したタイミングでスライドショーが自動再生されます。

リハーサルのタイミングを削除する

また、一度設定した自動再生のタイミングを削除したい場合は、【スライドショー】タブから【設定】の中にある【録画】を選択し、【クリア】から【すべてのスライドのタイミングをクリア】をクリックしてください。

自動再生後に繰り返し同じスライドを流す

ここまでは、パワーポイントでスライドショーの自動再生をする方法を紹介してきました。

しかし、例えばプレゼン開始前のデモ画面や、商品紹介用にスライドショーをプレビューする時など、無人の場合、1回きりではなく繰り返しスライドショーを流したいことがほとんどのはずです。

そこで、最後にパワーポイントで自動再生を繰り返す方法を説明します。

繰り返しの設定を行う

繰り返しの設定自体はとても簡単です。

スライドショーの設定を開く

【スライドショー】タブに移動して、【設定】の中にある【スライドショーの設定】をクリックしてください。

 

繰り返しの設定を適用する

【スライドショーの設定】を開くと上の画像のような設定画面が出てきます。

今回は【オプション】の中にある【Escキーが押されるまで繰り返す】にチェックを入れてください。

この設定をしておくことによって、Escキーを押すまでは設定したタイミングで自動再生が繰り返されます。

指定したスライドだけ繰り返す

先ほどの手順では、パワーポイント内の全てのスライドで自動再生が繰り返し行われます。

しかし、パワーポイント内の一部のスライドだけ繰り返し自動再生したい!ということもあるはずです。

そこで、指定したスライドだけ繰り返し自動再生を行う方法についても触れておきます。

繰り返しするスライドを指定する

先ほどと同様の手順で【スライドショーの設定】を開いてください。

【スライドの表示】が【すべて】にチェックが入っていると思うので、今回は【スライド指定】にチェックを入れて、自動再生をしたいスライドの範囲を指定してください。

そうすることによって、指定した部分だけを繰り返し自動再生させることができます。

注意点として、通常通り全てのスライドを使ってプレゼンを行いたい場合は、もう1度設定を元に戻す必要があります。

パワーポイントの自動再生を使いこなそう

パワーポイントで自動再生の設定を行うことによって、無人でスライドを投影する時にも何かしらのデモを流すことができます。

やり方を覚えておいて損はしないと思うので、繰り返しの設定と一緒にお試しいただければと思います。

では、また別の記事でお会いしましょう。

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