パワーポイントに含まれている文字数をカウントしたい!でも、どこから文字数を確認できるんだろう?
そう思って検索をかけた方がこちらの記事に訪れていると思います。
それもそのはず、実はパワーポイントはワードと異なり、文字数をカウントして表示する機能はありません。
それでもなんとかして文字数を数えたいという方のために、今回はパワーポイントに含まれる文字数をカウントする方法を紹介していきます。
パワーポイントの文字数はワードでカウントする
まず、今回行う作業を結論から話していくと、
パワーポイントをPDFファイルとして保存して、ワードに貼りつけてカウントさせます。
パワーポイントには文字数をカウントする機能が備わっていないので、一度PDFファイルとして保存して、それをワードに貼りつけることによって文字数を数えさせよう!という作戦ですね。
パワーポイントをPDFファイルに保存する
では、まずはパワーポイントをPDFファイルに変換して保存しましょう。
文字数をカウントしたいパワーポイントを開きましょう。
【ファイル】タブをクリックすると上の画像のような画面が出てくると思うのですが、ここで【名前を付けて保存】を選択しましょう。
このまま保存をクリックしてしまうと同じ内容のパワーポイントファイルが複製されるだけなので、保存形式を変更しましょう。
保存形式はデフォルトでは【PowerPoint プレゼンテーション】になっていますが、ここを【PDF】に変更してください。
変更をしたらそのまま保存をしてください。
これで、パワーポイントをPDFファイルとして保存する作業は完了です。
ワードファイルにPDFを貼りつける
さて、ここからは文字数をカウントするために、先ほど作成したPDFファイルをワードに貼りつけていきます。
ワードを新規で開きましょう。
ワードを新規で開くと上のような画面になると思います。
いつもは左上の【白紙の文書】をクリックして新しいワードを開いているはずですが、今回はこの段階でPDFファイルを参照します。
画面の少し下の方に移動してみてください。
下の方に移動すると、【その他の文書】という項目があるので、そこまで見つけることができたらクリックしてください。
【その他の文書】をクリックすると上の画像の画面に切り替わります。
【その他の場所】から【参照】をクリックし、先ほど作成したPDFファイルを選択して開いてください。
PDFをワードファイルに変換しようとするとこのようなダイアログが出ることがありますが、OKを押してしまって大丈夫です。
上の画像のように、パワーポイントの内容がワードファイルに貼りつけられます。
元ファイルによってはレイアウトが崩れてしまっていることもありますが、文字数を数えるだけなのでさほど影響はないでしょう。
ワードでパワーポイントの文字数をカウントする
ワードにパワーポイントのPDFを貼りつけることができたので、いよいよ文字数を数えていきます。
(といってもここまで来ればあとは簡単です!)
まずはワードに含まれている文字をすべて選択するために、【Ctrl+A】で文字を全選択します。
全選択ができたら、【校閲】タブに移動をして、【文章校正】の中にある【文字カウント】をクリックしてください。
すると、真ん中に文字カウントのダイアログボックスが出てきます。
基本的には「文字数(スペースを含めない)」の行にある文字数を適用することが多いと思いますが、どの項目を適用するかは各自の判断に任せられます。
パワーポイントの文字数をカウントする方法は以上となります。
【おまけ】パワーポイントでも文字数の疑似カウントはできる??
冒頭で、パワーポイントには文字数をカウントする機能がないという説明をしましたが、厳密にいうと疑似カウントのようなものができる機能があります。
先ほどのワードに貼りつける場合の方法と比較してみましょう。
パワーポイントの【ファイル】タブから、【情報】に移動しましょう。
すると、【プロパティをすべて表示】という項目が出てくるので、クリックしてください。
表示されたプロパティの中に【単語数】が出てきます。
しかし、先ほどワードで見た「文字数(2701文字)」と大きく数値が異なっていますね。
このように、パワーポイント内で見ることのできる単語数は、文字数は別物です。気をつけましょう。
文字数のカウントはワードにおまかせ
パワーポイントでは正確に文字数をカウントすることはできません。
しかし、ワードとPDFを使って少し工夫をすることで文字数をカウントできます。
正確に文字数を把握したいときには、こちらのやり方で数えるようにしましょう。
では、また別の記事でお会いしましょう。