【パワーポイント】グループ化で図形や文字を1つにまとめる

図形と文字が組み合わされたパワーポイント

パワーポイント(=パワポ)を作る時に、上のスライドのように図形や文字を組み合わせると、わかりやすいオブジェクトを作ることができます。

このスライド、どうやって作っていると思いますか?
 
 

パワーポイントには多くの図形が用いられている

このように、1つのオブジェクトを作るために、大小問わず多くの図形や文字が使われています。

でも、このオブジェクト全体をまとめて動かしたい時に1つずつ動かすのって、大変じゃありませんか?

そんな時に役に立つのがグループ化です。

 

パワーポイントでグループ化を用いる
グループ化とは複数の図形や文字を1つにまとめて整理する機能

グループ化には操作ミスを未然に防いだり、図の位置修正を簡単にして作業効率を上げたりと、パワーポイント作成の色々な場面で役に立ちます。

ということで、今回はグループ化とグループ化の解除方法について紹介していきます。

グループ化のやり方

グループ化を行うためには、まずはどの図形をグループにしたいかを決める必要があります。

グループ化したい図形や文字を複数選択する

まずは、Shiftキーや囲い込みによって図形を複数選択します。

複数選択のやり方

グループ化したい画像を複数選択する

Shiftキーを押しながら、グループにしたい図形を複数クリックして選択します。
※選択したい図形を全て囲むようにドラッグすることでも選択が可能です。 

設定からグループ化を行う

図形の書式タブを使う

図形の書式からグループ化をクリック

次に、【図形の書式】タブを選び、【グループ化】をクリックしてください。  

グループ化が行われる

3つの図形がグループ化された

上の画像のように図形や文字がひとつの四角にまとめられます。これで完了です。

なお、更に簡単な方法として、ショートカットキーを活用したものがあります。 

ショートカットキーでグループ化をする

いちいち図形の書式タブに移動するのは面倒なので、ショートカットキーでグループ化をしてしまいましょう。

Ctrl+Gでグループ化を行う

画像を複数選択した後にCtrl+Gでグループ化する

先ほどと同じく複数の図形を選択した後、Ctrlキーを押しながらGを押します。

すると、タブの移動を挟まずにグループ化をすることができます。こちらの方が簡単なので、私はこのやり方を採用しています。

 

グループへの追加・グループ化の解除の方法

別の図形や文字を追加してグループ化するには 

一度グループ化をした後に、やっぱりこの図形もグループ化したい!となることもありますよね。

追加で図形や文字を選択する

追加でグループ化をする

後から別の図形をグループに追加したくなった場合は、Shiftキーを押しながら、グループと追加したい画像を選択し、先ほどと同じようにグループ化をします。(もちろん、Ctrl+Gでも可能です)

グループ内の特定の図形や文字だけを編集する

グループ内の特定の図形を選択する

グループ内に入れた図形や文字を1つだけ編集したいときは、ダブルクリックをすることで対象の図形のみを選択することができます。

1度グループ化したものを元に戻す

一度グループ化した図形や文字を、元の状態に戻したい時は、グループ化の解除を行います。

解除したいグループを選択する

グループ化の解除をする

グループ化を解除したくなった場合は、グループをクリックして【図形の書式】タブから【グループ化】をクリックします。

グループ化の解除をする

グループ解除をクリックする

【グループ解除】を選択すると、グループ化されていた図形や文字が元のバラバラの状態に戻ります。

また、こちらもタブ移動せずに行える簡単なグループ化解除のやり方があります。

グループを選択して右クリックをする
まず、グループ化を解除したい図形の上で右クリックをして、メニューを開きます。

メニューからグループ化を解除

メニューからグループ解除をクリックする

メニューが開いたら、【グループ化】→【グループ解除】の順で選択します。タブの移動がいちいち億劫だと感じる方には、こちらのやり方がおすすめです。

まとめ

作業量が増えるにつれて、多くの図形や文字を動かさなくてはならない場面が出てきます。その際に、位置関係がすでに決まっている図形や文字はあらかじめグループ化しておくことで作業効率を向上させましょう!

では、また別の記事でお会いしましょう。

おすすめコンテンツ

「パワーポイントを作るのに時間がかかってしまう…」「資料の見栄えに自信がない…」

など、パワーポイントを作成する時に悩むことはありませんか?

本サイトのオリジナルテンプレートを使うと、見栄えの良いデザインの資料を簡単に作ることができます。

テンプレートに加えて、説明書&使用例もついているので、パワポがあまり得意ではない方にとっても使いやすくなっています!

記事の更新やお役立ち情報をお知らせ!