普段、パワーポイントを使っていて、英単語や英語の文章を使うことは少なくないと思います。
しかし、英文を入力中に英字が全て大文字になってしまって困った経験はありませんか?
また、英語の文章なら最初の文字は大文字でもいいですが、これが英単語になると、最初の文字も含めて全て小文字で表記したいと考えることもあるでしょう。
そんな時に、毎回変換機能を使って英字の大文字小文字を整えるのは面倒です。
そこで今回は、パワーポイントで英字が小文字にならない時の対処法を紹介していきます。
パワーポイントで英字が小文字にならない時の対処法
パワーポイントで英字が小文字にならないパターンは、2通りあります。
それは、入力した全ての英字が大文字になってしまうパターンと、最初の英字だけ大文字になってしまうパターンです。
それぞれのパターンで対処法が異なっているので、それぞれ見ていきましょう。
パワーポイントで全ての英字が大文字になってしまう場合
パワーポイントで英字が小文字にならないパターンの1つ目は、全ての英字が大文字になってしまうパターンです。
これはフォントの設定によって英字が全て大文字になってしまっている可能性があるので、設定を確認しに行きましょう。
大文字・小文字の設定を確認する
テキストボックスを選択した状態で、【ホーム】タブから【フォント】の右下にある矢印のアイコンをクリックしましょう。
フォントの設定用ダイアログボックスが開くので、「すべて大文字」という項目のチェックボックスのチェックを外してください。
設定を変更すると、入力した文字が全て小文字で表示されるようになります。
それでも小文字にならない時は、フォントを確認してみる
上記の手順を試しても、パワーポイントで入力した英字が小文字にならず、全て大文字になってしまった場合は、フォントの種類を確認してみてください。
というのも、世の中のフォントには英字が大文字しか対応していないフォントがいくつか存在します。
そのようなフォントを使っている場合は、小文字で入力をしていたつもりが、大文字しか表示されません。
フォントを変えてみたら、英字が小文字になった!ということもあるかもしれないので、ダメもとで確認をしてみてください。
パワーポイントで最初の英字が大文字になってしまう場合
また、パワーポイントで英字が小文字ではなく大文字になってしまって困るのは、もう1パターンあります。
それは、英字の最初の1文字目だけが大文字になってしまうということです。
パワーポイントには、英語の文章を入力すると、小文字で入力をしていたとしても、最初の1文字目が自動で大文字になるように修正する機能が搭載されています。
よって、全て小文字で入力をしたい時にも、最初の英字だけ大文字になってしまうことがあるのです。
もちろん、これにも対処方法があるので紹介します。
パワーポイントには「オートコレクト」と呼ばれている機能があり、この機能によって英文の1文字目が小文字ではなく大文字に修正されてしまいます。
よって、ここからはパワーポイントのオートコレクト機能を編集していきます。
パワーポイントで【ファイル】タブから【オプション】をクリックしてください。
オプションが開けたら、【文章校正】を選択し、【オートコレクトのオプション】をクリックしてください。
オートコレクトの中には、様々な校正機能がデフォルトで入っています。
今回は「文の先頭文字を大文字にする」という項目のチェックを外すことで、入力した英文の1文字目が自動で大文字になることはなくなります。
ただし、このオートコレクト機能はパワーポイントの入力を補助する目的で作られています。
文の先頭文字を大文字にする機能も、英語で資料を作る場合には重宝するはずです。
普段、英語でプレゼン資料を作る機会がない方であれば、オートコレクト機能がむしろ不要になることもあるので、覚えておくと良いでしょう。
パワーポイントの大文字・小文字を使いこなそう
今回はパワーポイントの操作中に大文字・小文字で困ってしまった時の解決法を紹介しました。
フォントの設定やオートコレクト機能については、覚えておくと便利です。
では、また別の記事でお会いしましょう。