プレゼンを動画で提出!パワーポイントで録画・録音をする方法

このご時世、対面でプレゼンをする機会が大きく減りました。

代わりにZoomなどのツールを使ってのオンラインプレゼンをすることも増えてきたと思います。

それと同時に増えてきたのが「パワポの動画提出」です。

急に「録画して提出してください!」なんて言われても中々難しいもの。そこで今回は、パワーポイントの機能を使ってプレゼンの録画・録音を行い、動画形式で保存する方法を紹介していきます!

パワーポイントの機能を使った録画・録音のやり方

パワーポイントに搭載されている録画・録音機能を使い、プレゼンの様子を動画ファイルにする方法見ていきましょう。

録画・録音の準備をする

スライドの記録を開始する

プレゼンテーションの録画を開始する

【スライドショー】→【スライドショーの記録】の右下の【∨】をクリックして、【現在のスライドから記録】、または【先頭から記録】を選択する。

カメラを無効にする

録画中のカメラを無効にする

自分の動画を撮影しない場合は、右下にあるカメラアイコンの【カメラを無効にする】をクリックする。
最新のパワーポイントを使用している場合、デフォルトで右下に自分の動画がスライドの右下に挿入されます。自分の動画を入れたくない場合は、カメラを無効にする必要があります。
なお、その隣にある「カメラのプレビューを表示する」をクリックしても録画・録音画面の表示から自分の動画が表示されなくなりますが、当然無効にはなっていないので、記録後、スライドに動画が挿入されてしまいます。気を付けましょう。

ノートを表示する

録画中にノートを表示

事前に作成したノートを表示したい場合は、中央上の【ノート】をクリックする。

パワーポイントのノート機能を使っている場合は、カンペとしてPC画面に表示することが可能です。

録画・録音を一発で成功させるうえで非常に頼もしい機能ですので、あらかじめ各スライドにノートを作成しておくことをオススメします。発表者ツールという機能を使います。

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録画・録音をする

録画・録音を開始する

録画の開始方法

録画・録音を開始するときは、左上の【記録】をクリックする。
左上の【記録】を押すと、3カウント後に録画・録音が始まります。
スライドの切り替えやアニメーションも全て画面に表示されている通りに録画されているため、通常のプレゼンと同じ感覚で大丈夫です。
また、レーザーポインターや蛍光ペンといったツールも同様に使うことができます。
対面でのプレゼンに比べ「今スライドのどこの部分の話をしているかが分からない!」ということが起こりやすく、そのような事態を避けるうえで役立つ機能です。
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なお、録画・録音を行う際に絶対に気を付けるべきポイントがあります。
録画・録音中に前のスライドに戻る操作は行わないでください。前のスライドで録画・録音していたものを上書きしてしまうことになります。
パワーポイントの録画・録音機能で入れたデータは、スライドごとに分けられて保存される仕様になっています。
そのため、スライドを前後させながら話してしまうと正しく記録することができません。うっかりスライドを戻してしまわないように注意してください。

途中で間違えてしまった場合

録画・録音の途中で噛んでしまったり、言い間違えてしまったりすることってありますよね。

最初から録りなおさないといけないと思われがちですが、先ほど述べた「記録したデータはスライドごとに保存される」という仕様があるため、間違えたスライドのみをリテイクすることが可能です。

記録を停止して再度記録を開始する

パワーポイントの録画を一時停止して再開する
間違えてしまったら、左上の【停止】で記録を終了して、そのまま左上の【記録】をクリックして録画・録音を開始する。
前に録画・録音した記録が残っている状態で記録を開始すると、そのまま上書きされるような形で録画・録音されます。
もし前のスライドまでに何を話してていた内容を確認したい場合は、その前のスライドに戻り、左上の【再生】をクリックすると記録したデータを再生することができます。

録画・録音を終了して保存する

記録を停止する

パワーポイントの録画を停止する

録画・録音を終了したい場合は、左上の【停止】をクリックするか、そのままスライドショーを終える。

動画保存画面を開く

エクスポートでビデオを作成

【ファイル】→【エクスポート】をクリックして、【ビデオの作成】を選ぶ。

画質を選択して動画を作成する

画質を選択してビデオを作成する

画質を選択し、【記録されたタイミングとナレーションを使用する】と表示されているかを確認してから、【ビデオの作成】をクリックする。
これで、録画・録音したプレゼンの様子が動画ファイルとして保存されました。

まとめ

今回はパワーポイントの機能を使った、パワポの録画・録音のやり方について解説しました。

録画・録音は慣れない作業で大変に思うかもしれません。パワーポイントの機能を使えば比較的簡単にはできるものの、やはりトラブルはつきものです。

もしものときに備えて、できるだけ時間に余裕をもって作業することを心がけましょう。

では、また別の記事でお会いしましょう。

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