『発表用の資料はPPTでお願いしますね!』
「はい!……えっと、確認なんですけどパワーポイントですよね?」
『そうですよ(笑)』
こちらは私のとある日常のワンシーンです。
実際、普段生活をしている中でも、パワーポイントをどのように表記・呼称しているかは人によってかなり異なっているようです。
そこで、今回はパワーポイントがどのように略されることが多いのかを調べてみました!
パワーポイントってどう略するの?
パワーポイントの略が気になっている人は多い
出典:Ubersuggest
こちらのツールでは、特定のキーワードが月にどれくらい検索されているのか調べられるのですが、
「パワーポイント 略」というキーワードは、
Google検索で1か月に約720回も調べてられていました!(驚き)
「パワーポイント 略称」と合わせると約810回ですね。
Ubersuggestで調べられる検索ボリュームは概算ではありますが、それでもかなり多くの人がパワーポイントの略が何なのか気になっている模様です。(これは検証するしかないですね…)
良く使われるパワーポイントの略・表記
では、実際に世の中で使われているパワーポイントの略称・表記にはどのようなものが多いのでしょうか。
調べてみたところ、
- PowerPoint(正式名称)
- パワーポイント(カタカナ表記)
- パワポ(略)
- PPT(略)
これらの4種類での表記が多いことがわかりました。
「PowerPoint」と「パワーポイント」に関してはそのままですね。英語表記が正式名称ですが、カタカナで表記する人も多いです。(私のブログもパワーポイントで統一されています。)
略称に関しては、「パワポ」と「PPT」の2つが主流みたいです。
「パワポ」はよく聞く略称ですが、「PPT」はあまり聞き慣れない人も多いかもしれません。
PPTはPowerPointの拡張子の名前
「PPT」というのは、2003年以前のパワーポイントの拡張子の名前です。
拡張子とは、パワーポイントの保存形式の「.ppt」のことですね。
なお、現在では「.pptx」という拡張子が使われているので、「PPT」という略称は2003年以前からパワーポイントを使っていた人が多いのだと思います。
私はPowerPoint2013から触り始めたので、聞き慣れていなかったです。
【検証】パワーポイントの略・表記ランキングを作ってみた
ここからは、
実際にどの略・表記が良く使われているの?ということを検証していこうと思います。
ランキング作成におけるルール
単体で検索される頻度を比較
今回は使用頻度を図る項目として、Google検索における検索ボリュームを目安とします。
Googleトレンドを使用
出典:Googleトレンド
その際に用いたツールがGoogleトレンドです。
Googleトレンドは、一定期間ごとに特定のキーワードがどれくらい調べられているのかを調べることができるツールです。
具体的な検索数までは調べられませんが、2つ以上のキーワードを入れると、検索数を比較することができます。(なお、エクセル⇔Excelのように、表記方法が異なるもの同士も比較できます。)
そこで、今回は「PowerPoint」「パワーポイント」「パワポ」「PPT」「PPTX」の5つで過去1年間の検索数を比較して、ランキングを作成しました。(現在の拡張子であるPPTXも追加しておきました)
パワーポイントの略称ランキング
結果発表
結果はこのようになりました。
1位:パワーポイント(全体の約45%)
2位:パワポ(全体の約32%)
3位:PowerPoint(全体の約12%)
4位:PPT(全体の約10%)
5位:PPTX(全体の1%)
一番多かったのは、カタカナの「パワーポイント」でしたね。
純粋な”略称”では「パワポ」が1位
純粋な略称で比較をすると、「パワポ」「PPT」「PPTX」の3つですが、「パワポ」が全体の32%ということで、「PPT」と比較しても約3倍の人が使用していると考えられます。
現在の拡張子である「PPTX」はほとんど使用されておらず、過去の拡張子である「PPT」が全体の約10%と、現在でも一定数使われていることがわかります。
意外と少ない「PowerPoint」
パワーポイントの正式な表記は「PowerPoint」なのですが、こちらは12%で3位と、略称である「パワポ」の方が多く使用されていることが明らかになりました。(意外ですね)
私のブログも当初は「PowerPoint」というキーワードを使っていたのですが、このことに気が付いてからは「パワーポイント」に統一することにしました。
パワーポイントの略は知っているだけで十分!
なかなか面白い検証結果が出ましたね。
こちらの調査は私が検証方法や条件を設定した上で行ったものなので、実際の割合や事実とは異なる可能性も否定できません。あくまで目安としてお楽しみください(笑)
では、また別の記事でお会いしましょう。