パワーポイントのページ数を表す語句として、「ページ番号」と「スライド番号」があります。
一般的に馴染みがあるのは「ページ番号」だと思いますが、もしかしたら、皆さんが普段使っているのは「スライド番号」のことかもしれません。
そこで、今回はページ番号とスライド番号の違いを見ていきましょう。
パワーポイントのページ番号とスライド番号の違い
実は、パワーポイントでプレゼンをするだけならページ番号は登場しません。
ページ番号は印刷時にのみ表示される
ページ番号とは、スライドを作成したりプレゼンしたりする際には表示されず、印刷をするときにのみ表示されます。
スライドの中に表示される数字も「ページ番号」と呼ばれることが多いですが、厳密には「スライド番号」といいます。
「ページ番号」とは、パワーポイントを印刷する時に、印刷用紙に表示される数字のことを表しているのです。
これらの2つは別の設定になるのでスライド番号を消すとページ番号も消えるということはありません。
スライド番号とページ番号は食い違うこともある
スライド番号はスライド毎に設定されますが、ページ番号は印刷用紙ごとに設定されます。
したがって、複数枚のスライドを1ページに印刷しようとすると、各スライドには「1,2,3,4」とスライド番号が入っていくのに対して、印刷用紙には「1」とのみ入ります。
印刷時にページ番号が邪魔になってしまう場合
パワーポイントのスライド内にスライド番号を入れる場合、印刷用紙にはページ番号が必要ないかもしれません。
しかし、パワーポイントの印刷設定では、デフォルトでページ番号が印刷される設定になっています。
こちらの記事で、印刷時にページ番号の表記を消す方法を紹介しているので、ページ番号が邪魔だな~という方は確認しておきましょう。
スライドを印刷すると、スライドの左下に自動的に「ページ番号」が挿入されます。この「ページ番号」、スライドの右下に表示されるページ番号とは似て非なる存在です。印刷するときにだけ急に現れるため、「どう設定したらいいか分か[…]
ページ番号とスライド番号は別物!
パワーポイントにおけるページ番号とスライド番号の違いを知っている人はおそらく全体の1%もいません。
おそらく知っていてもあまりいいことはないかもしれませんが(笑)、複数枚のスライドをまとめて1ページに印刷する場合は設定を変更する必要もあるので、覚えておきましょう。
では、また別の記事でお会いしましょう。